タムラカントウが独自に開発したP.C.D(Power Connector Duct)工法では、従来工法に比べて高性能なダクトを安価で製作できます。コストパフォーマンスに優れたダクトをお探しの方におすすめの工法です。
P.C.D工法はダクト同士を接続するための工法であり、そのほかの一般的な工法としては「アングル工法」と「共板工法」があります。それぞれの工法の違いを見極めるポイントは、ダクトの断端にある直角に出っ張った接続部分(フランジ)をどのように作り、互いをどのようにつなぐかというところ。三者の違いは以下をご覧ください。
概要 | ダクトの端を長めに折り返し、2重の厚さでフランジを作る。折り返して本体と重なった部分は、ミシン目に圧着。四隅をボルト止めしたうえで、クリップをはめて接続完了。 | 鉄やステンレスなどでフランジを製作し、ダクトの両端に溶接などで固定。フランジ同士をボルトとナットで固定して接続完了。 | ダクトの端を折り曲げ、90度立てるようにしてフランジを形成。四隅をボルト止めしたうえで、クリップをはめて接続完了。 |
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強度 | 強い | 強い | 弱い |
施工時間 | 短い | 長い | 短い |
単価比較 | 比較的安い (アングル工法の95%) |
普通 | 安い (アングル工法の90%) |
工場での加工や現場での作業に時間がかからず、アングル工法とほぼ同等の強度を出せるため、高いレベルでバランスを取れるのがP.C.D工法です。優れた加工技術により、漏れ対策の性能も向上しています。